ドラムのミックスについて - TK
2014/05/14 (Wed) 03:39:01
お久しぶりです。
二度目の質問失礼いたします。
現在、友人から頼まれてバンドのミックスに挑戦しています。
そこでドラムのミックスについていくつか質問ございます。
ドラムの録音は市の公共施設にあるスタジオで有料で録音したそうなのですが内容はというと
オーバーヘッド3本
BD 裏表
SN 裏表
HH
TOM
フロアTOM
と、合計10本のマイクで録られていました。
まず、始めに思ったのは、各トラックで音がかぶってしまって、なんだかモヤモヤしているな、ということでした。
タムは鳴る場所が少ないので鳴ってるところの波形はザックリと切ってしまったのですが
それ以外でも、キックとキックの間、スネアとスネアの間など色々な音が混ざってしまっています。
ゲートを使い消してみたり、波形をいじってみたり試してみましたが
どのような方法がよいのか、上手くつかめていない状態です。
ミックスし易いように、オーバーヘッドを減らす、など思い切って使わないトラックを決める、というのも一つの手でしょうか。
またそうする場合、どのようなことに気をつければよいでしょうか。
ご教示ください。
よろしくお願いいたします。
Re: ドラムのミックスについて - TK
2014/05/14 (Wed) 04:20:20
上の文章だと質問が悪いと思ったため、追記です。
これまで自分でドラムのミックスをするというのは
Addictive drums等のドラム音源を打ち込んだものをパラ出ししてミックスしていました。
打ち込みなので当然と言えば当然なのかもしれませんが、オーバーヘッドのトラックを出力しない限りは、生ドラムのように音がかぶるということはありませんでした。
ですので、今回初めて生ドラムの録音されたデータを聴いて「ここまで音がかぶるものなのか」と驚きました。
ドラム音源から出力したほうが、雑音が無いという意味ではクリアーなので、そのような状態に持っていくのがベストなのではないかと最初に考えました。
ですが、やはりかぶった音を完全に除去するという方法は現実的でないことに気付きました。
それではかぶった音を邪魔な音と活かす音に分けて、上手く処理していかなくてはならないということか、という結論に達しました。
が、やり方が見えてこないです。
音像がぼやけない程度に、かぶった音を活かしつつミックスするための方法について、なにかアドバイスいただけたら幸いです。
長々と失礼いたしました。
Re: ドラムのミックスについて - 管理人Reonald
2014/05/14 (Wed) 10:46:30
>TKさん
まず 音のかぶり についてですが
これは生楽器でマイクを2本以上立てた場合は必ず付きまとう問題のひとつです。
かぶりの問題のひとつに TKさんが感じているような 音の濁りや明瞭度の低下が挙げられます。
単純にかぶり音の音量が原因というだけでなく 位相の問題なども影響しますので一概に解決しません。
扱いにくいかぶりが発生している原因は
・ドラムのチューニング
・ドラマーの技量
・マイキング
・録音のエンジニアリング
などがあるのですが、今回は既に録音されていて どんなマイキングがされていたか不明だと思いますので ひとつアドバイスをします。
それは 「ポラリティのチェック」 です。
ポラリティとは位相の事ですが
各マイクの位相を反転させてみて音に変化が出るか確認して下さい。
それぞれのマイクが相互に関係していますので組み合わせはかなり多くなりますが
EQなどの前に位相チェックは必須です。
通常は録音時に行います。